夜のヤッターマン1話の感想はシャルリー・エブド!

悪魔と天使

夜のヤッターマン1話を見ました。

私は40年近く前の原作のヤッターマンをリアルで見てたのですが、そう来ましたかって感じですね。

『夜のヤッターマン』と『ヤッターマン』の一番の違いは、正義の味方が入れ替わってしまっている事です。つまり、夜のヤッターマンではドロンボー達(厳密にはドロンボーの子孫達)が正義の味方であり、主役として描かれているんです。

ドロンボー一味から見たヤッターマンという視点ですね。この視点は実に面白いですね。着眼点が非常に良いです。

ヤッターマンの姿は正義の味方というよりも非常に悪魔的な感じに描かれていて(目が赤くキラーンって光ってるんですよ)、世界観が完全に入れ替わってしまっている作品です。

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どうやってヤッターマンを悪として成り立たせたか?

最初、ドロンボーの子孫達は自分達の先祖を恨みます。先祖達が悪い事をしたから辺境の地に追いやられたと聞いていたからです。

しかし、レパード(ドロンジョとして活躍する事になる娘)の母親が病気で倒れた時、助けてもらおうと裕福で天国のような所と聞くヤッターキングダムに向かった所、ヤッターマン(の子孫)が現れ、銃撃を受けてしまいます。

結局、助けてもらえなかったレパードの母親は亡くなります。レパードは正義の味方なら母を助けてくれるはずなのにおかしいと、ヤッターマンを疑い始めます。

もしかしてドロンボーこそ正義の味方で、悪いヤッターマンにおしおきするために戦っていたのではないかと思うに到るのです。

そして、トンズラーの子孫であるヴォルトカッツェ 、ボヤッキーの子孫であるエレパントゥスと一緒に、先祖であるドロンボーの心を受け継ぎドロンボーとしてヤッターマンにおしおきする事を誓うのでした。

立場が違えば善悪が逆に見えてしまう

シャルリー・エブドにテロをした犯人達は、間違いなくシャルリー・エブドこそ悪の権化であると思っているはずですよ。

『私はシャルリーだ』と抗議活動をしている人達は、テロに命を奪われた側ですから当然犯人達を悪魔のように思っているでしょう。

立場が違えば、全く同じものでも全く異なって見えて来るという良い例だと思います。

私には夜のヤッターマンとシャルリー・エブド襲撃事件が一瞬重なってしまいました。

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