
鬼怒川の堤防決壊氾濫は蓮舫議員の仕分けが原因と凄い噂!

堤防決壊による鬼怒川の氾濫は蓮舫議員や民主党が原因ではないかと凄い噂になっています。これに対して、民主党の蓮舫議員がTwitterで以下のようにツイートしています。
こうした中、ネット上に看過しがたいデマが流れています。鬼怒川のスーパー堤防計画が民主党時代の事業仕分けで取りやめになったために今回の災害が起きたとするものです。 これはデマそのものです。
— 蓮舫 (@renho_sha) 2015, 9月 12
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民主党の事業仕分けには、鬼怒川のスーパー堤防計画の取りやめはなかったのだそうです。
元々、スーパー堤防の計画は、関東地方の『利根川』、『江戸川』、『荒川』、『多摩川』と関西地方の『淀川』、『大和川』の合計6河川のみだったという事です。
鬼怒川にスーパー堤防を作るという計画は最初からなかったので、今回、鬼怒川の堤防が決壊して氾濫したのは民主党時代の事業仕分けとは関係ないよという主張です。
確かに、この言い分は間違っていなさそうです。過去に蓮舫議員がどんなに間違った事を犯していたとしてもデマはいけないと思います。
しかし、今回の鬼怒川越水氾濫による災害と民主党政権時代の政策や蓮舫議員の仕分けが全く関係ないかと言うと、そうとも言えないのです。
その理由について、書いてみたいと思います。
東日本大震災とソーラー発電!
東日本大震災の後、当時、内閣総理大臣だった菅直人議員がソーラー発電を推進し、『再生可能エネルギー促進法』を成立させました。菅直人の他、孫正義、橋下徹、坂本龍一と言った人達が表舞台に出ていたのは記憶に新しいです。
そして、ソーラー発電を促進するために国が補助金を出したり、固定価格買取制度などの便宜を図ったために、ソーラーパネルがどんどん設置されて行った訳です。
その結果、建設業者がソーラーパネル設置の為に総常市若宮戸地区の鬼怒川の自然堤防を削り(2~3m)、今回の鬼怒川越水氾濫に到った訳です。
また、蓮舫議員は以下のように言っていました。
『何時起こるか分からない災害にカネをかけているのは変!』
つまり、あのまま民主党や蓮舫議員の仕分けに任せていたら何時起こるか分からない災害にお金をかける事はないので、将来に起こるであろう災害は、より深刻でより大変な事態を引き起こすであろう事が容易に想像できるのです。
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東日本大震災の被害額は約16兆9000億円だそうですが、復興資金の調達のために『子ども手当』や『高速道路無料化』は廃止、それだけでは全然賄えず増税は加速の勢いを増しています。
治水等の災害対策にお金をかけず、その分をばら撒いてしまっていたら、災害が起こった時、何よりも大切な人命を多数失い、より莫大なお金も吹っ飛ぶ事になってしまう訳です。
今回の鬼怒川越水氾濫や決壊は大変な災害ですが、今後、これ以上の災害がいつ何時起きてもおかしくはない訳です。しかし、蓮舫議員はそんなものにお金をかけているのは変と言った訳で、これは大変な失言でした。
『コンクリートから人へ』と言って聞こえは良かったですが、結果的により多くの人命を奪う事に繋がってしまうと国民は災害を通じて痛烈に感じた訳です。
あの事業仕分けが原因で土木事業が減り、スキルを持った土木事業者が転職を余儀なくされ、土木事業は人手不足の事態に陥っていると聞きます。
すべき治水工事が本来の計画通りに進まないというのです。
以上のように、民主党の政策や蓮舫議員の仕分けは、今回の鬼怒川越水氾濫災害、並びに将来に起こるであろう災害と密接な関わりを持っているのです。
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この意見は根拠のない批判であろう。
因果関係の解析が不十分である。
私は民主党政権を無条件で正の評価をしている訳ではないけれども,その後の自民党政権の政策よりもベターであると思う。
問題は,事業仕分けが極めて不十分に行われ,実質的に仕分けが完成していないところにある。
今からでも遅くはない。事業仕分けをきちんとすべきである。
自民党政権にはそれができない。
貴兄はこの点をどのように考えるのだろうか。
私は民主党による間違った事業仕分けは必要ないという考えです。
何時起こるか分からない災害にカネをかけているのは変とは思いません。
その考え方の基では災害の起きた時には取り返しのつかない大事となります。大事に備えられない民主党には頼れないという事です。