イスラム国指導者アブバクル・バグダディ、過激思想へのきっかけ

アブバクル・バグダディは、現在、過激派テロ組織ISIS(イスラム国)のトップに就いていますが、いつからこのような過激思想になって行ったのでしょうか?その謎にロックオンしてみたいと思います。

アブバクル・バグダディは1971年にイラク中部のサマラで誕生しており、学歴は高学歴で、イラクの首都バグダードにあったイスラム大学(現在のイラク大学)においてイスラム学の博士号を取得しています。

バース党時代

2003年のイラク戦争開戦までは、アブバクル・バグダディはバース党(サッダーム・フセインの党で一党独裁だった。公式名称はアラブ社会主義復興党)のメンバーだったと言われています。バース党はアラブ近代化を目指している為、イスラム原理主義とは対立しています。

つまり、少なくともこの時点までは過激なイスラム原理主義思想には染まっていなかったという事です。

転換期

イラク戦争開戦後、アブバクル・バグダディはアメリカ軍を攻撃する武装勢力に参加し、アメリカ軍の収容所『キャンプ・ブッカ』に拘束されてしまいます。

その収容所で監視人を務めていたイラク司法省の職員は、アブバクル・バグダディについて

『当初は過激な人物ではなかったが、ほかの収容者の影響を受けて過激な思想に染まった』

と語っています。

このキャンプ・ブッカは、一時4万人もの武装勢力や過激派メンバーを収容していたと言われており、アブバクル・バグダディはその中で過激思想に染まって行ったと見られています。

収容所の様子はまるで過激派養成学校のようだったと言われていますが、アメリカ軍はそれに対する対策を打たなかったとされています。

シリアの混乱に乗じてイスラム国建国へ

シリアの内戦は、当初、アサド政権と反政府勢力である自由シリア軍(FSA)を中心に展開されていましたが、アサド政権に反感を持つアルカイダ系の武装勢力も周辺国から参戦し始めます。

その中の1組織ISIS(イラクとシリアのイスラム国)のトップがアブバクル・バグダディなのです。ISISはあまりに残虐なので本家アルカイダから関係ないと破門されています。

ISISは「アサド政権の弾圧から人々を守りに来た」等と言いながら町を占拠して拡大して行ったそうです。ちなみに、アサド政権は国民にサリンを使用した事がアメリカのオバマ政権から明らかにされています。

正式な政府が国民に手をかけちゃう訳ですよ。ですから、シリアにおいては、国がテロリストみたいなものなので何が何だか訳が分からない混沌状態にあると言って良いと思います。

つくづく日本は安全な国だと思います。

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この記事へのコメントが1件あります。

  1. より

    後藤さんを今日中に早く解放しろ直ちにわかったか


イスラム国指導者アブバクル・バグダディ、過激思想へのきっかけ

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