
つまようじ少年への犯罪容疑名が決まったらしい

つまようじ少年という通称で悪名を上げてしまった少年の取調べが始まったようですが、担当者はあまりに大人しいので本当にこのような犯行を行った人物なのかとびっくりしているそうです。
今回の事件で、当初、つまようじ少年はどのような容疑で警察に逮捕されたかと言いますと、『住居不法侵入罪』の容疑で逮捕されています。
しかし、この犯罪名の容疑で逮捕された事に疑問を持った人も少なからずいるのではないでしょうか?というのも、つまようじ少年が入った場所は一般人なら誰でも入れるコンビニやスーパーマーケットだからです。
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コンビニやスーパーマーケットに入って住居不法侵入罪を適用するのはどう考えても無理があると思うんですよね。
しかし、警察がなぜ住居不法侵入罪の容疑で逮捕したかと言うと、適当な犯罪名が思い浮かばなかったという事ではないでしょうか。
つまようじ少年は動画で万引きしたり店の商品である菓子につまようじを突き刺したように見せましたが、実はレシートを持っておりしっかり購入していた事が分かっています。
警察は、逮捕に向かう時、恐らく万引きや器物損壊罪の犯罪容疑でつまようじ少年を逮捕するつもりだったと思われます。ところが、調べてみるとどちらの犯罪も行った形跡が見当たらなかった、という事で急遽、とりあえず住居不法侵入罪を適用したのかなあと思っています。
しかし、今日のミヤネ屋を見ていたら、どうやら偽計業務妨害罪で送検される模様です。
偽計業務妨害罪とは、
虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の業務を妨害すること
ただ、これも厳密に言えば少し違うような気もします。と言うのは、つまようじ少年は確かに自作自演で動画を見た人を騙しましたが、コンビニやスーパーマーケットの名前は言っていないし、やられた店はつまようじ少年の行為に気付きもしなかったので業務妨害には当たらない可能性もあるのです。
もし、つまようじを指した店の名前を公表していたのであれば、当然怖くてそのお店に行くお客さんが減るでしょうから偽計業務妨害罪に当たるでしょう。しかし、それはないのです。
という事で、今回のつまようじ少年の犯罪名を決めるのは警察も頭を悩ませたのではないかと思います。
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